ダイエットといえば脂肪燃焼ですが、食事中も脂肪は燃焼されていることはご存知でしょうか。
1日のエネルギー消費量の中で、大きな割合を占めているのは、体を動かしていなくても消費される必要最低限のエネルギー量である「基礎代謝量」で、筋肉の量によっても変わってきますが、一般的には70%程度と言われています。
体を動かしたときに使用されるエネルギー量の活動代謝(活動誘発体熱産生)は20%ほどであり、残りのおよそ10%が食事をすることで使用されるエネルギー量の食事誘発体熱産生です。
1日に1,800Kcalを摂った場合、10%は180Kcal、1食分は60Kcalで、体脂肪1kgは7,200Kcalに相当するので、120日で1kgの体脂肪が溜まっていくことになります。
朝食抜きにして、その分を昼食と夕食で補った場合には、4ヵ月ごとに1kgずつ増加していくことになるので、1年で3kgも体脂肪が増加するという計算になります。
食品の糖質に含有されているブドウ糖はエネルギーに変換されやすく、ブドウ糖を摂取することで筋肉細胞での脂肪の分解も進行するようになり、脳の機能も向上します。
脳は1日に必要なエネルギー量の30%程度を占めており、ブドウ糖が足りなくなると全身の機能も低下してしまいます。